平たい形状の皿で立体感を表現するフレンチ

フレンチ 実績 top

フレンチ料理に合う食器とは

昨今のフランス料理は、1970年代より主流になっている「ヌーベルキュイジーヌ」という「オートキュイジーヌ」と呼ばれる正餐用の料理に比べて、軽く繊細で、印象的な盛りつけ方になってきています。 (繊細で印象的な盛り付けとはすなわち立体感のある三次元の盛り付けでもあります)

従って食器を選ぶ際は料理を盛り付けた際の方向性、立体感を表現しやすい出来るだけ底の平らな形状が好まれます。 皿には柄があっても渕(リム)に模様があっても着色していても問いません。 大切なのはシェフの皿をみた瞬間の料理のイメージです。 出来るだけシェフの感性、嗜好、ポリシーにあった皿であるかどうかが重要になってきます。

皿選びのポイント

フレンチ 実績 支援 1

point ①

ここでご紹介している前菜は敢えてサラダの瑞々しさを出すためにガラスのプレートを提案しています。 フロスト(曇りガラス加工)されていますので手の油が目立ちにくくかつ清涼感が感じられる1枚です。



フレンチ 実績 支援 ポイント 2 

point ②

メインディッシュの魚料理はいま流行のモダンな和テイストとオリエンタルな感じを醸し出し盛り付けやすい リム(渕)のないフラットプレートです。 釉薬が冷まし具合で微妙に変化する貫入の状態が味わい深い結晶模様を形成しています。


フレンチ ポイント 3

point ③

デザートを盛り付けているのは、いま大人気の和テイストの雰囲気を感じさせてくれる浅型切立皿です。 皿というより懐石料理盆のようなイメージでメインディッシュやアラカルトメニューよりも 茶懐石の八寸のような「盛り込み」を意識した前菜とかデザートに向いています。