海鮮料理を引き立てる器の魅力
味覚と視覚で海鮮料理をたのしむ
女性向け海鮮料理店の食器のご提案事例です。
女子会でのお食事、晴れの日のお祝いの会食など、 テーブルから楽しく笑顔溢れる情景をイメージしてご提案しました。
ひとつひとつが新鮮で手間がかかっている料理はどれも存在感があり、器と料理、器と器がお互いに絶妙なバランスで引き立て合うものを選ぶと◎。それぞれの料理はいってみれば一人の役者であり、 テーブルは舞台といえます。海鮮料理を視覚的にも楽しんでもらうには、素材やメニューにあった食器を選んで盛りつけることが大切です。
食器選びのポイント
point ①
例えば、入荷するはずであった食材が急遽、調達できなくなった場合など。 このような時、同じ目的の皿、小鉢などはいくつかの大きさ、形、色合いなど相違なパターンを持っていると アクシデントを回避することができます。数としては客数の1/4くらいづつ揃えておくと良いでしょう。
point ②
もう一方で便利なのはスポーツ選手でいうユーティリティプレーヤーです。 一般的には多用な使い方が出来る器ですが、あまり多様性を求めると平凡で個性が薄い器になってしまいますが、 なくてはならないアイテムです。 こちらも客数の1/4くらい揃えておくことがお奨めです。
point ③
和食の場合は西洋料理と違い、一品一品の集合がひとつの料理の流れを作っていきます。 できるだけ器の重複は避け、お客様に視覚的に楽しんでいただく事が肝要です。 そのためには、素材(陶磁器・ガラス器・漆器・竹製品・木製品など)・色合い・形状などを バランス良く統一性を持って選びことが大切です。
使用している食器・小鉢の詳細
【赤釉三つ足小鉢】
「さざえのつぼ焼き」の入っている【赤釉三つ足小鉢】は一品としての豪華さ、価値観を上げるため 足付の形状を選んでいます。足にも手描きの水玉模様が施されており料理に負けず手が込んでいます。 前菜・煮物・強肴にも向いています。
【紫釉金梅丸鉢】
「いぶりがっこチーズ」の【紫釉金梅丸鉢】は形状は平凡ですが盛り付けやすく大きさも手頃で小鉢としては 一番汎用性の高い器です。高貴な雰囲気が漂う紫は食卓全体の上品さをアピールしてくれます。
【黄釉三彩菊形小鉢】
「毛ガニのかにみそ添え」の【黄釉三彩菊形小鉢】は、特別感、特別なおもてなしに向いている黄色の器を選んでいます。 元来、黄色は中国の清の皇帝の頃から「皇帝色」として人々に崇められてきた高貴な色です。 心のこもった特別な料理には、ぜひ使ってみたい器です
【風船水玉アーチ型小付】
「あぶりからすみ」の【風船水玉アーチ型小付】は前菜等に向く「盛り込み部分は小さく器は大きく見せる」というコンセプトです。高級な食材を少量でも見栄え良く引き立つように盛り付けられるテクニシャンな器です。
【トルコ舟型盛鉢】
「むつの煮付け」の【トルコ舟型盛鉢】は煮魚・煮汁等が引き立つ色合い(補色)で魚の1匹付が入る大きさを選びます。 煮汁もたっぷり入り、盛り付ける際、煮崩れしない形状になっています。
【淡雪赤絵 すみ切前菜皿】
「秋鯖の塩焼き」の【淡雪赤絵 すみ切前菜皿】は食材本来の色合いが映えるよう渕には若干模様が施されておりますが
基本的には白地の器が盛り付け易いと思います。勿論、お造りや前菜にも向いているお皿です。
【ラフィヌモン ティールブループレート21 】
「お造り」の【ラフィヌモン ティールブループレート21 】はガラス皿に転写模様を施したプレートです。 リム(渕)が無いのでお造りの他、デザート・フルーツにも兼用できます。