当社では、衛生環境事業として飲食店舗のトイレの改修や災害時に備えたトイレ衛生対策を支援しております。飲食店支援にとどまらず、災害復興現場の衛生環境改善に対して取り組みを行っております。
トイレの評判がよいお店は繁盛する
現在はインターネット等で飲食店の情報がレビューという形で瞬時に得ることができますが、昭和の時代からインターネットが普及する平成10年頃までは一人ひとりの口コミによってお店の評判が伝えられておりました。
飲食店の評判ですから提供される料理の味・価格は勿論、携わっているスタッフのサービスに関しての評価が数多く取り上げられるのは当然のことです。いろいろな評価の中で私が特に感じておりますのは、いつの時代も「トイレの評判が良いお店は相対的に繁盛している」ということです。
トイレは唯一、プライベートを守る一番身近な環境ですから、お客様は冷静な目で的確なジャッジを下すのではないでしょうか。
飲食店におけるトイレの最低限のチェックポイント
- トイレに入った瞬間に嫌なにおいがする
- 便器回り、便器内がいつも汚れている
- トイレが雑然としていて落ち着かない
もし、自店舗のトイレで上記のチェックポイントに該当する場合は、ぜひご相談ください。
災害時に備えたトイレ衛生対策のご支援
3.11の東日本大震災の経験から、災害時のトイレ衛生対策について、私たちひとりひとりが高い意識を持ち、心身・物資両面から備えて置くことが不可欠だと感じました。飲食店様はもとより一般家庭、避難所等の災害時のトイレの衛生環境の向上に少しでも寄与できるように活動しております。
「災害時のトイレ衛生対策」ってどんなこと?
- 想定する災害時とは電気・上水道・下水道・ガスなどの主要インフラが使用できない地震災害を想定しています。
- 発災時は普段使用している水洗トイレがほとんど使えなくなります。
- 人は排泄を長時間我慢できません。災害発生時からいかに短時間でトイレ環境を衛生的に整えるかが重要です。
- 平時からの携帯トイレ等の準備。(まず個人ひとりひとりが備蓄して置くことが大切です。=自助)
- 避難所等のトイレの備蓄・整備。(避難者総数・要配慮者の内訳、人数等からトイレ環境、トイレの種類、トイレ数の整備=共助・公助)
- 避難所等の必要衛生備品の備蓄。(トイレットペーパー・おむつ・除菌剤・消臭剤・サニタリーボックスなど=共助・公助)
- 避難所等のトイレの運用方法の作成。(清掃方法・使用ルールなど)
一部の要点のみをご案内いたしましたが何かご質問やご不明点などがございましたらどうぞご遠慮なくお問合せください。
日本トイレ研究所会員 岩田 助芳
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