水の浄化は、「発効促進微生物」と「処理システム」がポイントです。
『アクアレット』の浄化システムは、水浄化処理法として最も実績のある『活性汚泥法』を十分なエアレーションと選抜した発酵促進微生物の働きで更に進化させたものです。
トイレットペーパー等の混じった排組物を撹持分離した後、発生したスラッジを服着・分解・減量し、浮遊するス力ムを阪着・分解・脱臭・脱色し、再び洗浄水として再利用します。その鍵を握るのが「発酵促進微生物資材」と「処理システム」です。
発醇促進微生物とは
発酵促進微生物は、自然界か5採取したバチルス菌と能力の違う3つの酵母等を混合培養した微生物の集合体です。有機物を水、炭酸ガス、窒素化合物に分解します。さらにその好気性発酵分解性能から、タンパク質、炭水化物、脂肪、セルロースをすばやく分解します。アクアレットは、特にし尿分解に適した微生物を選抜して配合しています。
※金属類、ガラス、ビニール、タバコの阪い殻等は分解できません。
処理システム
アクアレットの処理システムでは、受入れたし尿を貯留曝気槽で一定時間、微生物と活性炭の菌床、工アレーション撹梓により充分、分解消臭を促進させた上で定期的に次の処理槽ヘ移送します。
それぞれの処理槽には微生物が住み易い環境と定期的な有機物の流入を行い微生物が最大の効率で継続的な活性をし有機物を分解します。更に活性炭で漉遇された水をオゾン発生器のエアレーションにより、脱色して塩素滅菌のうえ再利用しています。
メンテナンスの負担がとても少ないトイレです
おがくず式のトイレとは異なります。
一般でよく使われているおがくず式のバイオトイレは、その使用回数を超えて使用すると全く使えなくなり、匂いも発生します。また、おがくず全部を交換しなければなりません。
一方、アクアレットは100回の使用能力を超えて使用しても、直ぐ使えなくなることはありません、汚泥をくみ取り、水を足す事で使用復旧が可能です。メンテナンスの負担面では、ここに大きな差があります。
自己完結型の循環トイレだから、少ない設置台数でも対応可能
使用頻度が少なければおがくずのトイレでも問題はありませんが、多くの場合工事現場やイベント等で使用する場合、おがくずだと台数を多く用意する必要があります。自己完結型のバイオトイレ「アクアレット」ならば、少ない台数であっても対応が可能です。
期間使用の場合も、アクアレットは汲み取り後処理槽内を清掃しておけますが、おがくずの場合はおがくずを全部手で掻き出す必要があるため、し尿が半生の状態でそれをしなければなりません。
最低限必要な設備・維持管理(メンテナンス)
- 電源の確保~AC100V 10A 500Wh程度の電源が必要です。
- 月に1度、便器清掃の際に発酵促進微生物培養液を投入することで菌の分解活動が維持されます。
- 3か月に1回、漉週槽内のヤシガラ活性炭の洗浄が必要となります。(交換した生物処理担体と活性炭は次回交換用に再生処理します。)
- 槽の容量により、1日当りの使用回数に制限があります。(大小2室タイプ=最大連続使用100固/日)
- 定期的なメンテナンスは、別途メンテナンス契約のうえ、株式会社ミッシングが責任を持って維持管理に当ります。