「災害時非常用携帯トイレ備蓄施設」の普及にむけて・3

「災害時のトイレは感染症対策も万全に!」

こんにちは。湘南洋食器の岩田です。

先日も台風19号が日本列島に大きな災害をもたらしました。

今回の災害でお亡くなりになった方、またご家族の方に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

昨日は台風21号の影響を受けて関東、東北地方ではまたも豪雨による水害に見まわれました。避難所においても我が家やご家族の事がさぞ、ご心配だったと思います。

地球温暖化が大型台風の発生の原因とも言われておりますが今後、ますます今回と同様な被害は起こることを想定して私たちは備えなければなりません。

普段日常で使用している家庭、職場などの水洗トイレは断水、水害、停電などが起きると使用不能になってしまう事は前回でもご案内しました。

もう一度「携帯トイレ」につきましては前回のご案内を引用しておきます。

「携帯トイレ」は使用出来なくなった便器をそのまま使って(便器が破損していない場合に限ります)用を足す事が出来るビニール袋(便袋)と凝固剤のセットです。

使い方は簡単です。

1.まず大切な準備段階として便器に下地袋をセットします。

便器には便鉢の底には常に水が溜まっています。この水は下水道からの悪臭や害虫を防ぐ大事な役割を担っています。封をしているので「封水(ふうすい)」と呼びます。もし便器の形式によって表面の水位が高い場合はコップなどで少し水位を下げます。決して抜いたりしてはいけません。このまま便袋を被せたら、用を足し終わって袋を引き上げるとき、袋の底が水で濡れてしまいます。これを防ぐため予め便器に下地袋をセットします。セットした後は水洗トイレが使用できるようになるまで外れないようにテープで固定しておく事が大切です。

2.次に便袋を便器にセットします。(以下イラスト参照)

以上が「携帯トイレ」と言われているものです。

一番肝要な事は排泄したものを固める、臭わない、捨てるという3つの工程が出来る事です。

今回は用を足し終えた便袋を「いかに衛生的に保管し感染症から守るか」をお話します。

用を足した便袋は当然、トイレ内にある訳ですから出来るだけ手をわずらわせずに処理したいものです。

そこで足踏み式で開閉できるペールが便利です。こちらでご紹介するペールは間口240mm×奥行き415mm・高さ495mmの容量30リットルにものです。画像のように足踏みで開閉出来、トイレ内に置いても邪魔になりません。

 こうすればドアノブもペールに触れずに空ける事ができます。

また、一番肝心なことは感染症対策です。東日本大震災では3月という寒い気候の中での災害でしたので避難した方の多くはインフルエンザや大腸菌による感染症下痢症などに悩まされました。

私は「ステリプロ」をお奨めしています。

こちらのステリプロは医療機関や老人施設・ホテルなどで圧倒的な信頼を誇っている「弱酸性次亜塩素酸水」です。同濃度の次亜塩素酸ソーダの約8倍の除菌力がある優れものです。

こちらが未開封で3年保存が効くタブレットタイプでしたら2Lのペットボトルに1錠溶かすだけで除菌・消臭効果の高い50PPMの液体が出来上がります。

普段より2Lの水を備蓄しておくと災害時の感染症対策に間違いなく役に立ちます。

災害時には備蓄し過ぎて困る事はありません。

思い立ったときに揃えておく事をお奨めします。

「災害時非常用携帯トイレ」のページはこちらです。

NPO法人 日本トイレ研究所会員 岩田助芳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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