ワイングラスの表記「ブルゴーニュ、ボルドー、バーガンディ」の名称の違い
ワイングラスの名称でなぜボルドー、ブルゴーニュ、バーガンディというの?
私たちがいつもワイングラスのカタログやパンフレットを見ていると「**ボルドー」とか「**ozブルゴーニュ」という表記を良く目にします。
もともと「ボルドー」「ブルゴーニュ」というのは世界的に最も有名なフランスのワインの産地名です。
ボルドータイプのワイングラス
「ボルドー」で生産されるワインは「カベルネ・ソーヴィニヨン」など、酸味はそれほどではないがタンニンが強いためフルーティーさを強め、渋みを押さえるためにやや縦長のバルーンとなっています。大きめのボウルと緩やかにすぼまる飲み口からチューリップのような形状をしているグラスが多いです。このような形状のワイングラスをボルドータイプと呼んでいます。
ブルゴーニュタイプのワイングラス
バーガンディとブルゴーニュの違いは?
「バーガンディ」という名称のワイングラスがあります。こちらは上の画像のように前述のブルゴーニュタイプによく似ていることがわかります。かつてフランスではディジョン、ヌヴェール、マコン、オセールがブルゴーニュ地域圏と呼ばれていた時期がありました。この地域圏のことを英語で「バーガンディ」と呼ぶことから英語圏内ではブルゴーニュ=バーガンディということです。したがってワイングラスの名称においてもブルゴーニュもバーガンディも同一です。グラスメーカーにより(特に英語圏の国のメーカー)はバーガンディと呼んでいることが多いようです。
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