バーを開業するにあたり、オープンにむけて必要なアイテムはたくさんあります。

オンザロックやタンブラー、ショットグラスなどのグラス類だけでなく、アイスペールやマドラー、コントロールキャップなどの備品まで揃えるべきアイテムは意外と多いです。

今回はバーの開業にむけておすすめのアイテムを紹介します。

タンブラーグラスとは

『タンブラーグラス』とは寸胴型のグラスで、通常「グラス」や「コップ」といわれているものはこの『タンブラーグラス』を指します。

タンブラーグラスは色付きのものや加工などデザインされたタイプのものがありますが、最初に選ぶ場合、基本的にはシンプルなタンブラーを選ぶことをおすすめします。

透明でシンプルなタンブラーは、シーンや好みを問わないため使いやすく飽きがきません。数を増やしたりするタイミングで、少しデザイン性のあるタンブラーを選ぶと良いでしょう。

タンブラーグラスはグラス市場で購入できます

オンザロックグラスとは

オンザロックとは、氷の入ったグラスにウイスキーなどのアルコール度数の高いお酒を入れて飲むことを指します。

このオンザロックで使用するグラスが『ロックグラス』と呼ばれるもので、持った時にほどよく重量感があり手に馴染みやすいものがおすすめです。

ロックグラスを選ぶときは以下の点に着目すると良いでしょう。

• 大きさはシングルやダブルなど提供する容量を目安にする
• 飲み口の薄いものが良い
• 重すぎずに手に馴染みやすいもの
• 透明度の高いグラスを選ぶ

オンザロックは、時間と共に氷が溶けることで琥珀色のウイスキーの色合いの変化を楽しむこともひとつの楽しみといえます。そのため、透明度が高く色の変化を楽しめるクリスタルグラスを素材としたロックグラスがおすすめです。

オンザロックはグラス市場で購入できます

コリンズグラス・ゾンビグラス

コリンズグラスは筒形の細長いグラスで、タンブラーグラスよりも長いものになります。このグラスは、炭酸系のカクテルにむいているため、ロングカクテルを作る際に使用されます。

もともと、『ゾンビグラス』と呼ばれていたのですが、現在は基本的に『コリンズグラス』と呼ばれています。『ゾンビグラス』なんて変わった名前ですが、由来は「ゾンビカクテル」というカクテルを作るときに使われていたために『ゾンビグラス』と呼ばれるようになったそうです。『コリンズグラス』の由来もゾンビグラスと同様にお酒が影響しており、「トム・コリンズ」というオールド・トム・ジンを使用したカクテルが有名になったためにそう呼ばれるようになりました。

ゾンビ(コリンズ)グラスはグラス市場で購入できます

ショットグラス

ショットグラスとは、ウイスキーやテキーラなどをストレートで楽しむためのグラスです。(そのため、ストレートグラスとも呼ばれます)

オンザロックグラスを小さくしたような平底型が特徴的なグラスです。

ショットグラスの容量は、30〜90ml程度のものが一般的です。

ショットグラスはグラス市場で購入できます

焼酎グラス

『焼酎グラス』と聞くとどんなグラスをイメージしますか？

焼酎グラスは、とても多彩な種類のあるグラスです。素材だけでもガラス製、陶器、ステンレス製などがあり、飲み口も広いタイプからすぼまったタイプとさまざまです。

焼酎グラスは、飲み方にあわせてグラスを選ぶ他、飲む焼酎の産地と同じ焼酎グラスを選ぶのもよいでしょう。

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日本酒グラス

日本酒グラスも焼酎グラスと同様に、たくさんの種類があります。

こちらもお酒の飲み方や産地などによって選ぶと良いでしょう。

日本酒グラスはグラス市場で購入できます

バー開業に向けてのアイテムの選び方

今回はバー開業に向けてのアイテム、グラス前編をご紹介しました。

グラスとひとくちに言ってもお酒の種類や飲み方のよって使うアイテムが変わってきます。次回はバー開業に向けてのアイテム、グラス後編をご紹介します。後編では、ワイングラスやシャンパングラスなどの脚(ステム)があるグラスがメインとなります。

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